2008年4月8日火曜日

『むし歯ってみがけばとまるんだヨ―削って詰めるなんてもったいない! 』 岡田 弥生

目からウロコの1冊でした。
今まで、こういう本にどうして出会えなかったのかしらって感じ。

育児をしているお母さん、ぜひ読んでください☆

旦那のお父さんの部屋で見つけて借りました。
ぜひ自分でも買おうと思った1冊。

作者は東京都杉並区の乳幼児歯科健診を担当して20年になる方だそうです。
もともとは大学病院で勤務していたようですが、もっと近くで患者をみたいということで検診医になったそうです。

常々、「むし歯」って何だかよくわからないと思っていました。
毎日歯磨きしていても、知らないうちにむし歯になっているかもしれない恐怖(笑)
チビ助がある日突然「歯が痛い」と言ったらどうしようと心配で心配で。

でも、この本を読んで、「大丈夫」と思えるようになりました。

歯にはむし歯になりやすい部位とそうでない部位があって、子供の場合、そのポイントを抑えていれば、たとえ初期のむし歯を見つけても、削らずに進行を止めることが出来るのだそうです。

作者自身、大きな病院で働いていた頃は、「早期発見早期治療」でむし歯を見つけたら削ってしまっていたと反省していました。

世の中で言われている「おっぱいを続けているとむし歯になる」に対して、「むし歯ごときでおっぱいをやめるのはもったいない」とコメントしています。ちなみにチビ助は今でもおっぱい中←ついでにむし歯ゼロ ^^

そして「フッ素」。
使わなくてもむし歯は防げるとのこと。
返って再石灰化を促して歯が黒ずんでしまうこともあるので、歯ブラシだけでも十分とコメントしています。柔らかい歯でもむし歯にはならない子も多いそうです。
実は私もフッ素塗布には疑問のひとりでした。←チビ助には塗布していません
すっきり解決です

他にもいろんな興味深いことが書かれていて、つわりを忘れて読んでしまいました

大人でも楽しく読めるので、ぜひ読んでみて下さいね~♪


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