2009年7月11日土曜日

『アヒルと鴨のコインロッカー』 伊坂幸太郎

同じマンションに住む女の子のママ友がお勧めしてくれた本電球

映画にもなったらしい。

物語の舞台は仙台。

さっそくホームページをみてキャスティングを頭に入れる。
ほとんど知らないけど、仙台のあちこちの風景を思い浮かべながら読みました。

そうすると、頭の中に映画館が出来上がって、実際に知っている俳優さんが会話してくれるので、読むのが楽しくなる☆

現実にはなかなか起こりえないけど、どこかでそんな事件が起こっているかもしれない。

著者の伊坂さんは、「地上からわずか数センチ浮いてるような物語を書ければいいんです」とある雑誌の取材に答えていたとか。

なるほど。

全くそのようなストーリーでしたウッシッシ

主人公の椎名に「僕は僕が主人公の人生だと思っていたけど、彼らの中で僕は脇役に過ぎない」というセリフがありました。

それぞれにいろんなことが起こっていて、その主体が変わるという当たり前のことに気づいて面白いなぁと思いました電球

普段なかなか読まないタイプの本なので、またひとつマイ文庫が増えました☆



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