2008年1月18日金曜日

『アルジャーノンに花束を』 ダニエル・キイス 小尾芙佐訳

何度も読み返した本なのに、何度読んでも涙が出てしまう。
一度読んだことがある人も多いのではないでしょうか?

最後の一文でこれだけ感動させられる本は滅多にないと改めて感じました。

精神薄弱者のチャーリー・ゴードン、天才ねずみのアルジャーノン。

チャーリーは頭が良くなりたいと望み、脳の手術を受けます。
次第に効果が現れ、以前のチャーリーではなくなり天才と言われるようになります。
それは、チャーリーが友達を失い孤独になる変化でもありました。

先に手術を受けたアルジャーノンに起こる変化。
チャーリーはいずれは自分にも起こる変化と知り、そのことに怯えながら抗いながら過ごします。


優しい気持ちになりたい時、私はこの本を読みます。

自分にとって大切なこととは何だろうと考えますが、なかなか答えは見つからない。でも、そういうことを考えながら過ごすことが大事なのかなぁと思いました。

次回、『アルジャーノンに花束を』を読むときに、自分がどんなことを感じるのか楽しみです。

ぜひ読んでみてください。
読んだことがある人も、読み返してみてくださいね。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんは、この本私も興味あります。
私も読んだら感想を投稿します。

でも子育てしながらこんなに本を読む時間ありますか? 一日どのくらい本をよんでいるのですか?

yasuko. さんのコメント...

私はわりとナナメ読みタイプなので、何をしていてもちょっとの時間があれば読み進められるんです^^
チビが寝ている間にさぁあっと読み流したり、ひとりで遊んでくれている間に読み流したり。
あまり本格的に読むという感じではないので気楽に。ゆゆさんもやってみてください♪